すっかり嵌った新感線もの。
森田剛主演と言うことで、あまり期待はして行かなかったんですけどね。
客席内容共々に(笑)
以下、ネタバレ含む
はてさて時はいつでもないいつか、どこでもないどこかにある
蓬莱という国の海岸に流れ着いたは一つの壷。
手に取った兄と妹、さすってみればピカリッ!煙とともに荒くれ男が現れたァ!
手には輝く三日月剣、異国の服をまとうこの男、
実は人にあらぬ魔界の罪人その名もジン。
かつて犯した哀しい罪の償いに叶え続ける千と一つの人の望み。
そこで妹のつなで、胸に秘めし望みをジンに託す。
「蓬莱城を乗っ取りたい!」
――しかして乗り込んだ蓬莱城、待ち受けるは世にも美しい更紗姫。
ところがなんと、あァこの姫も人の魂を食らう魔物であったァ!
とその姿を見たジン、何の故あってか「やっと見つけたぞ!」、
やおら姫をさらって逃げる逃げる。
そこに立ちはだかるは魔界警察の豪腕デカ、ドン・ボラー。
めぐりめぐる人と魔物の因果のカラクリ、
手繰り寄せるは蓬莱城の軍師、風賀風左衛門。
世を憎み続けるこの男、破滅を愛するその真意とは何か。
そして切っても切れぬ人と魔物の恋の糸。
人間を愛してしまったジン、その熱い恋の行方は如何に。
おォなんとすばらしきかな、人の望みの喜びよ!
さァさァ、みなさんお楽しみに!
こんな予告文がチラシに書かれておりましたが、
ホントにこのまんま。
というより、これで物語の半分かそれ以上は語ってるんじゃないかと思います(笑)
なので、粗筋は…書かないで良いですね(爆)
とりあえず、観終わって思ったのは「物足りないっ!」。
新感線を初めて劇場で観たのが『アオドクロ』の私が言うのも変ですが。
上演時間が短いからでしょうか。
で、パンフで作家の中島さんが「若い人向け」と仰っていましたが、
そういった点では分かりやすくシンプルに創られていましたね。
…だからでしょうか(笑)
殺陣は全体的に少なめ?もうちょっと観たかったなぁ。
演出照明音響。
やはり派手で良いですね(^^)
スクリーン使ったり、そこに髑髏映し出してみたり。
レーザー+鏡の演出は綺麗で素晴らしいです。
日替わりネタもいくつかあったようですが、
1回観劇の私には分かりませんでした・・・。
川原さんに向けての台詞では、
「つんくに似てる」とか「コロッケに似てる」とかあったらしいですね。
アクションは森田君もさすが身軽で、殺陣の面でも健闘。
初舞台ということですが、彼の無骨さが合ってました。
ボラー役の橋本さん流石です。
何でしょうか、いちいちめんどくさいあの妙なアクの強さは。
大好きです。
河野さん、インディさんも大好きです(爆)
田辺誠一、緒川たまき両氏は新感線と合ってたように思いますが、
山口紗弥加はちょっと違和感が。
なんだろう。“やり切れてない”感が。
今回の『荒神』は、DVD出ないという話をどこかで聞きました。
へぇ〜。新感線にしては珍しい・・・?
そして、やはり客席。
1Fの大部分はV6FC席だったんでしょうね。
端の方には新感線FCらしき席。
芝居中の反応から窺った印象ですが。
しっかり反応が分かれているのが面白かったです。
ボラー再登場で拍手してたのは新感線側だな。とか。
私の席はジャニーズ側(あくまでも憶測)寄りだったんですが、
森田くんが出てくる度にオペラグラスを覘く方。
芝居始ってるのに「山口紗弥加だ」とか登場してくるたびに隣りと話す方。
後者は小声でも大迷惑です。止めて下さい。
もっともそれが顕著に現れたのが、カーテンコール。
ジャニーズファン側(憶測)のみがしっかりスタンディング(爆)
トリプルカーテンコールの後、
客電が付き、アナウンスが流れても座りもせずに手拍子。
クアドラプルで森田君再登場。
「キャー」と手を振る客席。ここはコンサート会場ですか(苦笑)
もはや、芝居に対してのカーテンコールではなく、
森田君を呼び戻す為だけの手拍子ですね。
観ていて面白かったです。
余談。
ショッキングピンクのパンフレット、派手で良いですね。
このパンフの匂い大好きです(爆)